DeepSeekの登場でなぜNVIDIAの株価が下がる?
2025年02月01日
先週、中国のAIスタートアップ「DeepSeek」によるAIモデルによってAI界の雄NVIDIAの株価が急落しました。
DeepSeekとは何でしょう?また、なぜAI開発に必須のGPUメーカーであるNVIDIAの株価が下がるのでしょう?
わかりやすく説明します。
【DeepSeekの開発コストは従来の18分の1】
ずばりNVIDIAの株価が下がったのはDeepSeekの登場によって、これから先AI開発に必要なGPUの数が減少してゆきそうだと世界中の
人が思ったからです。みんなこれからGPUの需要が下がると思ったということですね。
これまでAI開発にはGPU約16,000個を必要としていました。一方DeepSeekに必要なのはなんと約2,000個です。
DeepSeekは従来の約8分の1のGPU数でAIモデルを開発し、コストも約18分の1を実現しています。
これにより、「GPUってそんなになくてもいいんじゃん」と思った投資家が一斉に売却し始めたというわけです。
【むしろNVIDIAのGPUの需要はかつてないほどに高まる】
しかし実際は減少するどころか増大すると思われます。
なぜならDeepSeekのような低コストの開発手法が広まれば、世界的にAI開発が活発になりむしろこれまで以上にGPUが必要となる
からです。
かつて鉄道業界でも石炭使用量の減少が鉄道開発を促進した結果むしろ石炭の需要は高まったことがあります。
本当にNVIDIAが恐れるべきはGPUに変わる技術・リソースの登場です。かつて電気やディーゼル、石油が石炭に取って代わったように。
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